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ブライダルトレンドレポートまとめ|New York 2027SS

2026.04.23

あっという間にニューヨーク ブライダルファッションウィーク2027SSも幕を閉じました。
 
今季は、ブランドのアニバーサリーイヤーが重なったこともあり、それぞれの“原点”と“これから”が交差する、印象的なシーズンとなりました。
 
本日はトリートバイヤーが訪れたショールームの全体を通して、抑えておくべきトレンドをまとめてお届けします。

 


 
今シーズン、数多くのブランドを通して感じられたのは、華やかさを競う時代から、本質を追求する時代への移行でした。
 
圧倒的なクチュールでありながら、奥ゆかしい美しさ。それは、素材、構造、光、そして余白によって完成するもの。これまでの連載で積み重ねてきた価値観は、ひとつの言葉に辿り着いています。
 
“Quiet Luxury”
 
それは、時代を超えて愛されるドレスの条件であり、
これからの花嫁が求める、新たなラグジュアリーのかたちです。
 

 

2027SS New York|見えてきた5つのキーワード

 

1. 素材で魅せる美しさ

 
美しいレース、ジャガード、ミカド、サテン。
どのブランドも、装飾を重ねるのではなく、
素材そのものの質感とクチュールテクニックで魅せるアプローチが際立ちました。
 

 

2. ドレープが生む“静かな動き”

 
流れるようなドレープや、軽やかなレイヤー。

とろみを生かして花嫁の動きに余韻を残す。
 
それはドラマティックでありながらも主張しすぎず、
静けさの中にある動きとして表現されていました。
 

 

3. 構築と解放のシルエット

 
フィットした身頃と広がるスカート、バスクウエストやドロップウエストなど、身体のラインを美しく引き出す構造的なデザインが前回のトレンドから継続しています。同時に、柔らかさや余白を感じる洗練されたバランスも印象的でした。
 

 

4. “削ぎ落とす”という選択

 
華やかさを足すのではなく、

あえて引き算をすることで完成する美しさ。

シンプルという言葉では語りきれない、

計算されたミニマリズムが多く見られました。
 

 

5. スタイリングの自由度

 
ツーピース、ジャケット、オーバースカート、スリーブ。一着のドレスで”自分らしい”表情を楽しむスタイルは、もはやトレンドではなく“前提”へ。

花嫁自身がスタイルを選ぶ時代を感じさせます。
 

 

Quiet Luxury(クワイエット ラグジュアリー)

5つ、すべてに共通していたのは、

“過度に語らずとも伝わる美しさ”。

素材、構造、余白、そして佇まい。

それらが調和することで生まれる、静かな存在感。

重ねていく華やかさを競うのではなく、本質的な美しさで魅せるスタイル。

それは、トレンドという枠を超え、これからのブライダルにおける新たな基準となっていくはずです。
 

 

次なる舞台は、Barcelonaへ

トリートのバイヤーはバルセロナ ブライダルファッションウィーク2027SSへ訪れています。

NYBFWより近年密かな盛り上がりを見せている、バルセロナブライダルファッションウィーク(BBFW)は、日本のウェディングシーンにおいてもまだまだ謎に包まれた存在です。世界中のバイヤーたちは、洗練されたNYBFWのムードとは裏腹に、新たな期待を込めてバルセロナへ集まります。
 

 
日本でも人気なアントニオ リーヴァやジェニー パッカムをはじめとするブランドを通して、このトレンドの流れはヨーロッパではどのように表現されるのでしょうか。

NYBFWで見えた美しさの本質を手がかりに、次なる出会いをお届けしてまいります。
 


 
バルセロナブライダルファッションウィークのレポートもお楽しみにー

 

※掲載ドレスは買い付けをお約束するものではございません