ニューヨークとは一味違う空気を纏う、
バルセロナ ブライダル ファッションウィーク(BBFW)。
自由で賑やかなこの街に集まるドレスブランドは、
ウェディングドレスを通し、様々なテクニックとデザインで個性を表現していました。
今回は、トリートが長い間大切にしてきた、2つのブランドからバルセロナ ブライダル ファッションウィークで感じたムードを紐解きます。
アントニオ リーヴァ
今シーズンのコレクションテーマ、
“White Sublime”
白という色を、単なる色彩ではなく、
“光を宿す存在”として捉えたコレクション。
ミカドやオーガンザの揺らぎは、
花嫁の動きに寄り添いながら、
光と影を繊細に操ります。
華やかさを前面に出すのではなく、その人自身の内側にある強さや気品を引き出すデザイン。
一眼でわかるアントニオ リーヴァならではの
圧倒的な存在感を放つ佇まいと、
白が操る光りの表現は
“Quiet Luxury”そのものでした。
ブランドの核となる構築的な美しさはそのままに、
今期はドレープやジョーゼットなど、柔らかな動きを感じさせるディテールも印象的。
ジェニー パッカム
エフォートレスな魅力を放つジェニー パッカムは
トリートでも、特にファッショナブルなウェディングドレスの代名詞として愛されてきました。
今季は、水辺に揺れる花や光からインスピレーションを受け、ブランドを象徴するビーディングを、より繊細なテクニックで昇華させました。
細やかに散りばめられたビーディングやレースは、
まるで水面に浮かぶ小花のようで美しく、
縦に連なるビーディングの表現も新鮮で、
これまでのジェニー パッカムに新たなリズムをもたらしています。

さらに印象的だったのは、
軽やかさの中にある、ロマンティシズム。
プリーツ加工を施したシフォンやチュール、
柔らかなジョーゼット素材を巧みに重ねることで、
空気を纏うような動きと、女性らしい柔らかさを表現しています。
ケープのラッフルや、
裾にプリーツを効かせたティアードドレスなど、
ディテールに宿る繊細な変化も印象的でした。
軽やかでありながら、余韻を残す美しさ。
今季のムードをブランドらしく表現していました。
バルセロナ的、“Quiet Luxury”
ニューヨークで感じた“洗練されたQuiet Luxury”とは異なり、バルセロナには、より自由で独創的な感性があります。
素材の選び方やデコラティブな表現、そこに宿る遊び心。
それらが重なり合うことで生まれるのは、
一つの定義に収まらない、幅広い“Quiet Luxury”。
“控えめであること”は、決して、ひとえに”シンプル”であることではなく、ブランドごとに、個性的な美しさと共存して存在しているとNYで感じた世界のムードを確信へと変えるひとときでした。
すべては、花嫁のための一着へ
トリートが大切にしているのは、
ただトレンドを届けることではなく、
花嫁一人ひとりにとっての“本質的な美しさ”を見つけること。
ひとつひとつの個性を持つドレスが、
その人らしさを引き出し、
記憶に残る一日をつくっていく。
今回のバイイングで出会った数々のドレスは、
そんな花嫁の未来を、確かに感じさせてくれました。
トリートが誇りを持って花嫁にお届けしたい
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